「オーガニックSHIBATA・意見交換会」を開催しました
活動報告
2024.07.25
「オーガニックSHIBATA・意見交換会」を開催しました
7月24日(木)に新発田市キネス天王において、「オーガニックSHIBATA・意見交換会」を開催しました。
新発田市は、農業を安定的かつ持続可能な産業とするために、付加価値の高い有機農法を採り入れた「オーガニックSHIBATAプロジェクト」を2022年に始動しました。さらに先月6月18日、「オーガニックビレッジ*宣言」を行い、有機農業の産地づくりを推進しています。
*オーガニックビレッジ:有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取組を進める市町村のこと。(農林水産省webサイトhttps://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/organic_village.htmlより引用)
そんな新発田市で有機栽培米(アイガモ農法)を行う農家さんから、加藤農場様、させ農園様にお越しいただきました。おふたりは父の代から受け継いだという有機栽培の田んぼを20年来守り続けているそうです。農家さん、理化学研究所の微生物研究チーム、企業が一堂に会し、多様な観点から意見交換会を行いました。
「慣行農法と比べ、有機農業は手間が10倍かかるが、価格は3倍にしかならない。」
「有機栽培だから特別美味しいというわけでもない、それでも取り組むことに価値がある」
とおっしゃっていた農家さんの姿が印象的でした。
COI-NEXTは、現場の農家さんを支える技術を開発するため、これからも研究開発を進めてまいります。