農家の現状
CURRENT SITUATION拠点が目指す10年後の未来像
Future image- 1 儲かる農業
- 2 若者に魅力的な農業
- 3 産業間の共創
- 4 新産業の創出
ナカムラ農産
Nakamura-nousan10年前は集落に20軒ほどの農家がありましたが、農機具などの価格高騰から農家を辞めていく人が絶えず、現在では7軒になってしまいました。このままでは10年後には1、2軒ほどになってしまうのではと危機感を感じています。
当社は10年前に法人化して、農業を辞めていく人から農地を預かり、田んぼを守り続けています。また、若い後継者の育成にも取り組んでいます。本プロジェクトを通じて様々な業種の方とも連携を取りながら、農業が魅力ある産業になることを期待しています。
百笑会
Hyakusyoukai
当社では、米糠や廃棄農産物から作るコヌカペレットを土づくりに使用することで、豊かな土壌からできる、ミネラル米を生産し販売しています。
コメづくりの現場は資材の調達やもみ殻等の廃棄物の活用、積雪の多い冬場の雇用など様々な課題が山積しています。科学技術の力で課題が解決され、農業が持続可能な産業として成り立ち雇用の場となる社会を願っています。
長部農場
Osabe-noujou当農場では、コメ作りを通じた食育活動を25年にわたり続けています。田んぼを生産だけでない「フィールド」として捉えると、遊びや食育の場、観光資源等にもなりえます。子供たちに田んぼを通して、農業に触れる場を作ることが、10年後・20年後の将来に向けた「種まき」だと考えています。
農業を目指す方が少ないのが現状ですが、農業をやってみたいという方々が挑戦できる未来を、いまこそ我々が作り出さないといけません。そのためには農家の頑張りだけでは難しく、様々な方と一緒になって農業の課題の解決に取り組んでいきたいと思います。