海洋高校が全国生徒研究発表大会で最優秀賞、文部科学大臣賞、水産庁長官を受賞しました!
研究成果
2024.12.14
海洋高校が全国生徒研究発表大会で最優秀賞、文部科学大臣賞、水産庁長官を受賞しました!
12月12日~13日に愛知県立三谷水産高等学校で開催された「第33回全国水産・海洋高等学校生徒研究大会」にて、COI-NEXT本拠点の参画機関である新潟県立海洋高等学校・水産資源科・資源育成コースの生徒3名が最優秀賞を受賞しました。題目は、「越後Wineヒラメ」の開発プロジェクト2023-2024 ~飼料づくりから始まる、海洋高校産 養殖ヒラメのブランド化を目指して~」です。
海洋高校では、養殖ヒラメのブランド化を目指し、オリジナルの飼料としてワイン製造時に発生するブドウ搾り粕を活用するプロジェクトを行っています。今回は、飼料の食材としてブドウの搾り粕に着目し、未利用バイオマスの利活用を通じた養殖ヒラメの品質向上を目指す研究成果を報告しました。養殖ヒラメの飼料にブドウの搾り粕を利用するのは、全国初の試みです。現在、開発した飼料は特許出願中であり、研究成果を国際学術雑誌へ論文を投稿する予定です。また、今後は、国内のみならず海外での実証実験や社会実装に向けた取組が予定されています。
COI-NEXT本拠点の参画機関である海洋高校とは、研究開発課題である「資源循環型陸上養殖技術の開発」において、研究開発を推し進めています。今後も一層連携を深め、資源循環型陸上養殖技術の確立を目指していきます。
海洋高校の生徒の皆様、受賞おめでとうございます!