農家さんに“えちご定食”の取材に伺いました
お知らせ 2025.05.21

農家さんに“えちご定食”の取材に伺いました

東京都の下北沢にある「発酵デパートメント」にて、今年の7、8、9月の3カ月間限定で、「えちご定食」が提供されます。この定食の主役である”ごはん”には、長岡市の3つの協力農家さんたちと長岡技術科学大学COI-NEXT拠点が協力して作ったお米が使用されます。

5月19日・20日に、「発酵デパートメント」の小倉ヒラク様たちが長岡市の協力農家さんを訪問されました。今回の取材は、「発酵デパートメント」で提供される「えちご定食」を紹介する冊子に、協力農家さん3名の米づくりに対する思いなどを掲載するためのものです。

「発酵デパートメント」は、各地から集まった個性豊かな調味料や加工食品、甘酒やお酒など500点以上の発酵商品が集う発酵の専門店です。そこに併設されたレストランスペースで、「えちご定食」が提供されます。
発酵デパートメント公式ホームページ

19日はナカムラ農産さんでした。社長の中村様にお話を伺って、多くの最新技術を導入して、安定生産、効率化、省力化に取り組まれていること、後継者を育てて次の世代に田んぼをつないでいきたいと話されていたのが印象的でした。

20日は百笑会さんと長部農場さんでした。百笑会の池田社長は、作る人、食べる人、地域の人、皆が笑顔になれる仕組み作りに取り組まれていること、可能な限り3K(きつい・汚い・危険)を無くして安全管理を徹底しながら地元農業を助けたいと話されていたことに感銘を受けました。

長部農場の長部代表は、当たり前の事を当たり前にやることの大切さと難しさを話されていました。スケールが大きくなることで逆に難しさが出てくるのが田んぼで、科学で解決策をどんどん出して欲しいとの宿題を頂きました。次の世代に田んぼをリレーするのが自分の使命だと、農業を守ることで人生の意味を伝えたいとの言葉に胸を打たれました。

皆さんも、東京都の下北沢にある「発酵デパートメント」で、ぜひ「えちご定食」を召し上がって下さい!