在スイス日本国大使館で、シンポジウム「-The Power of Fermentation- Japan’s Tradition and Science in Switzerland」を開催します!
お知らせ
2025.09.01
在スイス日本国大使館で、シンポジウム「-The Power of Fermentation- Japan’s Tradition and Science in Switzerland」を開催します!
日本の発酵文化の中核をなす「麹」や、それを用いて醸される「日本酒」への国際的な注目が急速に高まっています。
2024年には「麹を用いた伝統的な日本の酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録され、麹の文化的価値が世界的に認知されることとなりました。発酵の起点となる「種麹」は、日本の発酵文化を支える中核的な存在であり、その意義や活用方法への理解を深めることが求められています。
そのような背景のもと、在スイス日本国大使館との共催により、スイス大使館多目的ホールにおいて「The Power of Fermentation: Japan’s Tradition and Science in Switzerland」を開催します。
日本の固体培養研究における第一人者の五味勝也先生(東北大学名誉教授)や、スイス連邦農業庁の研究機関であるAgroscopeのLooser博士による基調講演が行われます。また、シンポジウム後は在スイス日本国大使館広報文化センターにおいてネットワークアペロを開催します。発酵に関連する多くの企業、官公庁、機関が展示ブースを設け、各企業・団体の取組を紹介します。
多様な文化が交差するスイスは、麹文化を世界に発信するための拠点となり得る地域です。本シンポジウムでは、こうした視点から日本の伝統的な発酵文化と日本酒の魅力を広く紹介し、日-スイス間における麹文化ネットワーク形成の第一歩を踏み出すことを目的としています。

