TAKU プロジェクト vol.2 を開催しました
活動報告 2025.09.01

TAKU プロジェクト vol.2 を開催しました

8月29日(金)、東京下北沢にある発酵デパートメントにて、「TAKU プロジェクト vol.2」が開催されました。

「TAKU」には、ご飯を炊くという意味と、人々の関係性を炊く(発酵させていく)という意味が込められています。今回は究極のご飯を炊くことから始まり、お米や日本の発酵文化について語り合う場となりました。

今回も第1回目と同様、ごはん同盟のお2人を講師にお招きし、今更聞けない、お米の保存方法、精米時期、研ぎ方、炊き方、蒸らし方を含めて、究極の美味しいご飯の炊き方を伝授いただきました。
ごはん同盟 白井のりこさん曰く、「人の手次第で美味しいご飯になることもあれば、そうならないこともあるので、「炊く」とは大変重要な要素です」とおっしゃっていました。
そして、お米は生鮮食品として、お刺身と同じくらいの気持ちで扱うことが大事だそうです。

お米を研ぐ回数は2回で3分以内、お米を研ぐ際は冷たい水で行うことが重要、お米を研ぎメモリまで水を入れたら、冷蔵庫で2時間給水する方法が、柔らかくて美味しいご飯が炊きあがるコツなど、改めてご飯の炊き方を聞き、目からうろこが落ちる思いでした。

炊くという行為は、実は海外にはありません。英語ではsteamやboilという表現がありますが、TAKUに該当する単語はないのです。程よい圧力をかけながら(でも空気が逃げる穴がある)、お米炊くことは、日本独自の文化であると教えていただきました。

普段当たり前に「ご飯を炊く」という行為が、ここまで奥深いものだと改めて知ることができました。これを機に、普段から美味しいご飯の炊き方を意識できたらと思います。