深沢小学校3~6年生が大学施設見学と圃場での農業を体験しました!
Raport z działalności 2026.07.15

深沢小学校3~6年生が大学施設見学と圃場での農業を体験しました!

7月14日(火)、深沢小学校の3~6年生の皆さんを迎え、リージョナルGXイノベーション共創センターの見学および大学前圃場での農業体験活動を実施しました。
■ COI-NEXT本拠点の研究紹介
はじめに、本拠点の研究テーマである「おコメ」について紹介しました。
現在、おコメ農家は「高齢化」「後継者不足」「米価の不安定」など、さまざまな課題に直面しています。本拠点では、科学技術の力で“ワクワクする”“魅力ある”農業づくりや、おコメを中心とした新たな産業創出を目指した研究を進めています。
主な取り組みとして、以下を紹介しました。
自律型ロボット
農家さんにとって最大の厄介者である雑草を、自動で除草・抑草するロボットの開発。
雪室貯蔵技術
「除雪」という重労働をもたらす、冬の厄介者である「雪」を活用し、収穫後のおコメの鮮度を長持ちさせる雪国の知恵「雪室貯蔵」を科学的に分析し、その価値を“見える化”する取り組み。
陸上養殖研究
これまで活用されてこなかったおコメ由来の未利用資源を使い、新しい陸上養殖技術を開発する研究。
最先端の科学技術と、おコメへのこだわりが詰まった研究内容に、子どもたちは真剣な表情で耳を傾けていました。

■ センター施設見学
続いて、当センター内の施設見学を行いました。特に、子どもたちに人気だったのが「アクアポニックス研究実験場」です。アクアポニックスとは、魚の排泄物を微生物が分解して植物の栄養にし、植物が綺麗にした水で再び魚を育てる、地球に優しい仕組みです。この仕組みを活かし、環境を汚さない新しい「陸上養殖」の研究を進めています。施設ではアクアポニックスの仕組みについて、学生から説明を受けた後、水槽で育てている「チョウザメ」の餌やり体験を行いました。子どもたちは水槽の中のチョウザメを食い入るように観察し、魚と野菜を同時に育てる不思議な空間で、”資源”や”命”の循環や食料生産について楽しく学んでいました。

■ ジャガイモの収穫体験
大学前圃場では、ジャガイモの収穫体験を行いました。今回収穫したのは「メークイン」「男爵」「北あかり」の3種類です。子どもたちは、ジャガイモの太い茎を力いっぱい引き抜く作業に挑戦。土から引き抜いた茎の根元に、丸々と実ったジャガイモがたくさんついているのを見つけて、みんな大喜びの様子でした。その後は、土の中に残ったジャガイモを見落とさないよう、手で一生懸命に掘り返していきます。汗を流しながら夢中で土をかき分ける子どもたちの姿は、本当に楽しそうでした。農業の大変さと収穫の喜びを同時に味わう素晴らしい体験となりました。

■ トラクター運転体験
本物のトラクターの運転にも挑戦しました!
一人ずつ丁寧に操作の説明を受け、実際にハンドルを握ってトラクターを動かします。
大きな農業機械を前に、最初は少し不安そうな表情を見せていた子どもたちでしたが、車体が動き出すと次第に笑みがこぼれ、最後には誰もが誇らしい顔つきに変わっていました。
普段の生活ではなかなかできない特別な体験になりました。

■ ヒマワリの観察
圃場の一面に咲き始めた鮮やかなヒマワリを観察しました。
ヒマワリが、ただ綺麗なだけでなく、次の作物のための栄養(肥料)として土に混ぜ込む「緑肥」の役割があることを説明し、科学の力で土を元気にする仕組みを学習しました。

今回の体験が、地元の大学である長岡技術科学大学、そこで行われている研究やプロジェクト、ひいては地域の農業や食への関心を深めるきっかけになってくれたら嬉しいです。

次回は秋に落花生の収穫を予定しています。
圃場で子どもたちの元気な声が聞けることを楽しみにしています。